ファイルを開くと、文字が化けている    PlanningFlow 

当面の対処

1. コントロールパネル → 地域のオプション → 全般 と選び、「現在のユーザー設定」が、日本語であるか確認します。 違っていれば、日本語に直します。

2. 1と同じ画面で 「システムの言語設定」 が、「西ヨーロッパと米国」 と 「日本語(既定)」 にチェックが付いていて、他にチェックが付いていないことを確認します。 違っていれば、直します。

3. 上記ののち、再起動し、PlanningFlow を動かしてみてください。

※修復後も、InternetExplorer, Outlook Express の起動によって、状態が破壊される恐れがあります。 再び文字化けが始まったら、上記の手順を再度行なってください。

発生事例

現在、2件。
一つは、Windows2000 に InternetExplorer をインストールして発生。
もう一つは、Windows Me から Windows2000 にアップグレードしたあと、Windows2000 ServicePack3 をインストールし、さらに Windows Update した環境で発生。

原因

まだ不明です。
ただ、キッカケはわかっています。
Windows Update や InternetExplorer のインストールによる、Windows 本体の更新です。 なんらかの条件下で更新に失敗して、Windows本体の設定が破壊されているのだと思います。

解説

Windows Update や、InternetExplorer のインストールは、Windows 本体を更新します。 更新するということは、最新機能が手に入ったり、バグが修正されたり、というプラスの面だけではなく、障害が起きたり、新旧の仕様のミスマッチが起きたり、というリスクの面もあるわけです。 このことは自覚 (覚悟) してください。
特に、InternetExplorer のインストールは、Windows 本体を更新するとは考えていないユーザーさんも多いようです。

自衛策

こちらを ご覧ください。

根本的な対処

フォントの取得処理を見直してみます。 回避手段があるようなら、トライしてみます。 また、今後の経過は、この欄に掲載します。

 

ツリーに、サブフローが重複して表示される場合の対処    PlanningFlow 

対処

いったんツリーを閉じて、再び開いてください。
※ [パレットを隠す] により、一時的に非表示にするのではなく、ツリーウィンドウを閉じます。

原因

4.4 の開発中はよく見られたバグですが、出荷後は、手元では発生していません。 「この操作をしたら発生した」 とわかりましたら、お知らせください。

 

グループ内に順序線を持つ 4.0X のファイルを開き、[重ね順] の操作をするとデータが壊れる    PlanningFlow 

解説

4.1 のバグです。
4.0X で、順序線を含むグループを作っていて (例えば、○→○ を [グループ化] する)、 それを保存したファイルを、4.1 で開き、[前面に] [最前面に] などの操作を行うと起きます。 症状としては、データの位置や再描画・マウスヒットなどの基本の動きから、まったくおかしくなります。

対処

すぐに 4.1 の使用を中止し、4.11 以降をダウンロードして、お使いください。修正されています。
すでに 4.1 により編集し、データがおかしくなってしまった場合は、 [すべて選択] して、[図形]メニュー [グループ化][グループ解除] を行い、[再表示](F5キー押下) してみてください。 回復する可能性があります。

原因

4.1 では、○ や □ などの図形の前面に、順序線を描くことができるようにしました。 そのため、PlanningFlow の誕生以来、別々に保管していた 「図形」 と 「順序線」 を一元的に保管するようになりました。 4.0 で一気にこの変更をすれば、問題なかったのですが、ワンクッション置いたために、4.0 で先にグループ化の機能が入っており、こんなひどい障害を起こしてしまいました。 まったくの注意不足。 申し訳ありません。

 

順序線が接続した図形を、[削除] すると異常終了する    PlanningFlow 

対処

4.1 のバグです。 4.11 以降をダウンロードして、お使いください。修正されています。
その時間がない場合は、図形に接続する順序線をすべて選択したうえで [削除] してください。 または、接続する順序線をまず [削除] してから、図形を [削除] すれば、大丈夫です。

原因

上の 「グループ内に順序線を持つ 4.0X のファイルを開き...」 の 「原因」 を参照してください。

 

順序線が接続した図形を、「メモ」 に [図形の変更] すると異常終了する    PlanningFlow 

対処

4.1 のバグです。 4.11 以降をダウンロードして、お使いください。修正されています。
その時間がない場合は、図形に接続する順序線をまず [削除] してから、図形をメモに変更してください。

 

多角線やカミナリ線を選択し、文字を入力すると異常終了する    PlanningFlow 

対処

4.0 ~ 4.1 のバグです。
4.11 以降をダウンロードして、お使いください。修正されています。

 

フローウィンドウをすべて閉じた状態でメニューをプルダウンすると、異常終了することがある    PlanningFlow 

対処

4.13 以降をお使いください。修正されています。

すぐダウンロードできない場合の対処

障害は、フローウィンドウを最大表示した状態から、ウィンドウ右上の [X] ボタンで閉じ、フローウィンドウがなくなったところで、メニューをプルダウンすると、発生します。

フローウィンドウを閉じるとき、ウィンドウ右上の [X] ボタンを使わず、
・ [ファイル]メニュー [閉じる]
・ [ウィンドウ]メニュー [すべて閉じる]
・ Ctrl + F4
などの操作で、閉じてください。

解説

バグです。 4.0 の開発中から時々起きていました。
ただ、発生がランダムで ( 上記の操作をしても、必ず起きるわけではありません。)、 しかも開発中使う ”デバッグモード” では発生しないため、原因は特定できていません。

4.13 の開発中、メニューのプルダウンの処理を変更したところ、直りました。 しかし、Windows98 SecondEdition で [表示] メニューをプルダウンした場合のみ、障害が残りました。
ただ、これについては、Windows 側のバグのように思います。 ( [表示] メニューの位置を一つずらしただけで、発生しなくなるのですから。)
98SE がメニューに関して、何か、脆い作り をしているのでしょう。

4.13 には、Windows98 か感知して [表示]メニュー の位置をずらす、処理を入れてあります。

 

[書式]メニュー [背景] にて背景色を付けていて、新しいフローウィンドウを開こうとすると 「リソースを利用できません」     PlanningFlow 

解説

バグです。
手元の環境では、NT系でのみ発生しますが、ユーザーさんからの指摘では 95/98系でも発生しているとのことです。

対処

4.13 以降をお使いください。修正されています。

 

「雲」 を多用すると印刷プレビューで動かなくなる    PlanningFlow 

原因

4.0 ~ 4.02 のバグです。

対処

4.1 以降をお使いください。修正されています。

解説

根本の原因は、円 ・ 円弧 の (特に点線・破線のもの) 描画について、Windows の能力が不足していることです。
例えば Windows には、太字の点線を描く命令がありません。
また、円 ・ 円弧の描画命令が
  ・ 安定しません
  ・ 95/98 と NT/2000 では違う動きをすることがあります
  ・ 時折、特定機種にて異常終了を起こすことがあります

このバグは、それらへ対処するための処理が、おかしな動きをしたため、起きました。
4.1 からは、対処の方法を変えてあります。

こういうことは OSメーカーとハードウェアメーカーの責任と考えます。 Windows の 円 ・ 円弧 の命令を捨て、独自の描画方法を作る手もありますが、SOHOメーカーでは手には余りますし、indysoft の活動の本筋からはずれます。 Windows プログラミングの状況の改善を望んでいます。

 

円 ・ 円弧 が印刷されない    PlanningFlow 

原因

プリンタの機種による環境的障害です。

円 が印刷されない場合の対処

フローウィンドウをすべて閉じ、[設定]メニュー [○の描画に使う命令] を変更してみてください。 Ellipse (楕円を描け) か、Chord (弦を描け) のうち、お手元の環境で、うまく動く方を選んでください。 解決する可能性があります。

解説

こちらの解説 を参照してください。
さらに詳しくは、[○の描画に使う命令] のヘルプをご覧ください。 (ヘルプモードカーソルで [○の描画に使う命令] のメニューをクリックする)

 

円弧 の方向が逆になる    PlanningFlow 

原因

プリンタの機種による環境的障害です。

解説

こちらの解説 を参照してください。
Windows の ArcDirection (円弧を描く方向 時計回り/反時計回り) の機能は、動作が安定しません。
・ 95/98系と NT/2000系で違うことがあります
・ プリンタの機種ごとに違うことがあります
・ SetArcDirection という Windows の命令が効いたり、効かなかったりします
・ PlanningFlow は、SetArcDirection を信頼しない処理にしているのですが、それでも向きが逆になることがあります

 

以下のサブフローをすべて印刷したい    PlanningFlow 

回答

4.4 以降をお使いください。機能が追加されました。

 

ツリー図から操作して印刷したい    PlanningFlow 

回答

4.4 以降をお使いください。機能が追加されました。

 

フローの編集中、印刷用紙の枠線を出したい    PlanningFlow 

回答

4.4 以降をお使いください。機能が追加されました。

 

印刷で異常終了する    PlanningFlow 

原因

プリンタのドライバソフトが古い可能性があります。
   例: Me に 95/98用のドライバをインストールした

 

印刷のとき、Excel などのオブジェクトの文字がずれる    PlanningFlow 

回答

4.52 以降をお使いください。修正されています。

応急の対処

[印刷の設定] で、フッターを左だけ指定して、中、右、は 「なし」 にします。

 

メモマークがあると印刷で異常終了する    PlanningFlow 

原因

4.54 ~ 4.59 のバグです。

対処

4.6 以降をお使いください。修正されています。

 

[初期値][図形のサイズ] を選ぶと動かなくなる    PlanningFlow 

回答

複数のユーザーの方、複数の環境での発生が指摘されています。 しかし、単純にメニューを選択しただけでは、手元の複数の環境でまったく再現できません。 「保存した設定を取り込んだ後で起きるのでは?」 との指摘もありましたが、これも再現されませんでした。

当面の対処

お手元の環境で現象の出る場合、当面、このメニューを選ばないでください。 これは、○ や □ といった主要な図形の初期サイズを調整する機能です。必須ではないと思います。

今後の対処

さらに調査します。情報があれば、お知らせください。

 

絵のパレットをダウンロードして使うには?    PlanningFlow 

ステップ1 : ダウンロード

こちらのページから ダウンロードします。
説明の例としますので、『ネットワーク図・ミニマリズム』 をダウンロードしてください。
ダウンロード先のフォルダは、

  c:\Program Files\IndySoft\PlanningFlow4\PicturePallets

とします。( PlanningFlow を初期設定の通りインストールした場合 )

ステップ2 : ダウンロードしたファイルを解凍

ダウンロードしたファイル ( NwMin100.exe ) は圧縮されています。 自己解凍ファイルですので、エクスプローラでダブルクリックするだけで解凍されます。 解凍すると、2つの 絵のパレット が現われます。

絵のパレットの解凍

ステップ3 : PlanningFlow の [表示]メニュー で確認

PlanningFlow を起動し、[表示]メニュー [絵のパレット] を選びます。
メニューに、次のように表示されればOKです。

絵のパレットのメニュー表示

メニューから [ネットワーク図ミニマリズム] を選んでください。パレットが開きます。 これでパレットを使えるようになりました。

ステップ4 : パレットを用途別にサブメニュー化

さらに、パレットが増えても、整然とメニュー表示されるように、工夫することもできます。

絵のパレットの階層化したメニュー表示

やり方は、こちらをご覧ください。

 

絵のパレットを、[表示]メニュー にサブメニュー化したい    PlanningFlow 

回答

バージョン 4.3 以降をお使いください。 機能が組み込まれています。

また、絵のパレット の保存場所を、エクスプローラを使って整理してください。 その際、サブフォルダの階層や名前は自由です。 サブフォルダは、絵のパレット のメニュー表示と連動していますので、使いやすいように設定してください。 幾つか、例を示します。

(例1) 用途で分ける

用途別のフォルダを作りパレットを入れる

すると、[表示]メニュー [絵のパレット] に、次のように表示されます。

用途別にメニューに出る

(例2) 用途で分け、さらに画風で分ける

用途別の下に画風別のフォルダを作る

すると、次のようになります。

用途別画風別にメニューに出る

※なお、メニューに表示されるのは、絵のパレット を、所定の保存フォルダおよび、そのサブフォルダに置いた場合のみです。 所定の保存フォルダは、変更することができます。
( [表示]メニュー [絵のパレット][保存場所] )

解説

絵のパレット の種類が増えてきたので、機能を追加しました。 以前は、「絵のパレットは、...PlanningFlow4\PicturePallets に入れましょう」 と推奨していたので、 ユーザーの方は、『ミニマリズム』 や 『エスプリ』 などを、一つのフォルダにまとめているのではないかと思います。 でも、一つのフォルダでは、そろそろ数的に限界です。 (ファイルを開くダイアログボックスの一覧を、埋め尽くしてしまいますでしょ?)
お手数ですが、上記のように整理しなおしてください。

 

メニューの [最近開いた絵のパレット] が画面を覆ってしまう    PlanningFlow 

回答

バージョン 4.3 以降をお使いください。
タイトルのみの表示となり、すっきりしています。

 

Office の 「オートシェイプ」 や、Visio の 「ステンシル」 を利用したい    PlanningFlow 

Office の 「オートシェイプ」 の場合

いったん Excel 上に作成します。
  ※ Word はコピー時の座標処理にクセがあります。なるべく Excel をお使いください。
   ↓
Excel 上で [コピー] します。
   ↓
PlanningFlow で [貼り付け] ます。

貼り付けた図形は、もう PlanningFlow の図形となっています。
選択して F2キーを押してみてください。図形に文字を入力できます。

Visio の 「ステンシル」 の場合

Visio のパレット上で [コピー] します。
  ※ 絵図を右ボタンでクリックし、ポップアップメニューにて [コピー]
   ↓
PlanningFlow で [貼り付け] ます。

Visio のステンシルは、貼り付けた絵図が、すでに文字を持っているときがあります。
その文字を消すには、

貼り付けた絵図をダブルクリックして開きます。
   ↓
Visio の編集ウィンドウが開きます。( 絵図は、Visio のオブジェクトとして貼り付いています )
   ↓
編集ウィンドウの中で、絵図をもう一度ダブルクリックすると、文字の編集枠が開きます。
   ↓
中の文字を削除します。
   ↓
PlanningFlow のフローの地をクリックして、Visio の編集ウィンドウを閉じます。

他のフローチャートソフトの 「ステンシル」 や 「シンボル」 の場合

上のいずれかの方法で取り込めるはずです。

「オートシェイプ」 や 「ステンシル」 で、絵のパレットを作る

PlanningFlow で、[表示]メニュー [絵のパレット] [新規作成] を選びます。
  背景の白い ( 編集可能な) パレットが開きます。
   ↓
上と同じ手順で、Office のオートシェイプや、Viso のステンシルを [コピー] します。
   ↓
絵のパレット上で右ボタンクリックし、ポップアップメニューから [貼り付け] を選びます。
   ↓
作成し終わったら、絵のパレット上で右ボタンクリックし、[編集不可] を選びます。
  背景がグレーになったら、フローへドラッグ&ドロップしてみてください。
   ↓
絵のパレット上で右ボタンクリックし、[名前を付けて保存] を選び、パレットを保存します。

絵のパレットの編集方法について、詳しくは こちらを ご覧ください。

 

オリジナルのパレットを作るには?    PlanningFlow 

回答

グラフィックソフトが必要です。 試しに、Windows に標準で備わっている 『ペイント』 でやってみましょう。

   Windows アクセサリ の 『ペイント』 で作画する
    ↓
   [コピー] でクリップボードへ
    ↓
   絵のパレット のポップアップメニューで [貼り付け]

でOKです。
詳しくは、[ヘルプ]メニュー [はじめマニュアル] [絵のパレット編] をご覧ください。

 

日本地図のパレットを使うと、95 / 98 / Me で動作が安定しない    PlanningFlow 

回答

日本地図のパレットは、XP / 2000 / NT4 専用です。
95 / 98 / Me では、使用すると、PlanningFlow が異常終了を起こします。 パソコン自体の再起動が必要になる場合もあります。

解説

異常終了のメッセージからわかるように、エラーの箇所は、Windows 本体の部品です。 PlanningFlow 側の絵の扱いは、従来のパレットと、なんら変わりません。 Windows の標準画像データ形式 「拡張メタファイル」 として扱っています。 違う点は、”絵が違う” ことだけです。

この件は、解決のメドはまったくありません。
ですので、不本意ですが、日本地図のパレット自体を、XP / 2000 / NT4 専用とします。 (これまでのフローソフトや素材集にない絵柄で、まったく残念なのですが)

 

サブフローを開こうとクリックすると、異常終了することがある    PlanningFlow 

回答

4.52 以降をお使いください。 修正されています。

応急の対処

ツリーの情報が壊れていますので、次の手順で修正します。
1. 一番上のフローで [すべて選択] し、[コピー] します
2. [新規作成] で新しいファイルを用意し、[貼り付け] ます
3. 新しいファイルを保存します
4. ツリーが元のファイルと変わっているのを確認します
5. 元のファイルを削除します

 

項目を前後へ移動していると、異常終了することがある    PlanningFlow 

回答

4.52 以降をお使いください。修正されています。

応急の対処

サブフローを開こうとクリックすると、異常終了することがある と同じです。

 

Word や 一太郎 に フローチャートを貼り付けるには?    PlanningFlow 

回答

普通にコピーして貼り付ければOKです。

   PlanningFlow でコピーしたい部分を選択し、[コピー]
    ↓
   Word や 一太郎 で [貼り付け]

解説

コピーした部分に、サブフロー ( 下の階層のフロー ) が付いている場合、サブフローは貼り付きません。 ワープロは、紙への印刷を前提にした ”平面的な” ソフトですから、立体的な階層構造は貼り付けないようにしています。

フローの部分だけが、”飛び出す絵本” のように立体的になっているのも、面白いかな、なんて思ったりもしますが、違和感の方が強いでしょうから。

 

Word に貼り付けると、絵が消える    PlanningFlow 

症状

貼り付けるフローのデータ量が大きく、かつ、絵に強い縮小がかかると、発生します。 消えるのは、『ミニマリズム』『水彩』 などの絵だけです。 ○ や ◇ の図形は消えません。

縮小がかかるケースは二つで、
一つは、PlanningFlow上で、自分で絵をリサイズした場合。
もう一つは、面積の広いフローが貼られる際、Word 側が用紙に収めるよう、自動的に縮小をかけた場合です。

なお、発生は Word に限りません。 用紙に収めるための自動縮小があるため、Word をはじめとしたワープロソフトでの頻度が高いだけで、他のソフトでも発生します。

対処

・個々の絵を、あまり強く縮小しない
・フロー全体の面積を抑えて、Word側で強く縮小されないようにする
・フローのデータ量を大きくしない (『ミニマリズム』や『水彩』 の絵を、フローに大量に使わない)
などがあります。
いずれも、実用性を損なう方法ではありますが。

解説

『ミニマリズム』『水彩』 などの絵の描画は、Windows の標準命令で行なっています。 (オブジェクト貼り付け に関する命令 COleClientItem::Draw です。)
ですから、この命令の能力が低かったとしか、説明のしようがありません。

命令自体の能力不足という単純な原因のため、解決には時間がかかりそうです。 当分の間、ご不自由をおかけします。

 

Excel に貼り付けると、フローではなく、テキストが貼り付く    PlanningFlow 

回答

Excel の [貼り付け] は、テキストを優先しているため、そうなります。 一太郎12 でもそうなるようです。

[編集]メニュー [形式を選択して貼り付け] を選び、一覧の中から 「PlanningFlow4 文書 オブジェクト」 を指定してください。 フローが貼り付きます。

解説

PlanningFlow は、
  ・オブジェクト
  ・画像
  ・テキスト
の3種類をクリップボードに書き出しています。 (「オブジェクト」 は、PlanningFlow での再編集が可能。 「画像」 で貼り付けた場合、再編集はできません。)

どの種類のデータを優先して [貼り付け] るかは、貼り付ける側のソフトの自由です。 Excel は表計算なので、テキストを優先しているのでしょう。

 

試用時の drawn by PlanningFlow のサインを消すには?    PlanningFlow 

回答

ライセンスを登録すれば出なくなります。
試用中に貼り付けたフローは、ダブルクリックして一度 (ライセンス登録後の) PlanningFlow で開き、閉じれば、サインは消えます。

 

「業務マニュアル」 のサンプルが開けない    PlanningFlow 

症状

[業務マニュアル] のサンプルを開こうとすると、 「ドキュメントを開くことに失敗しました」 とメッセージが出て、開けません。

回答

発生する環境と、しない環境があります。

障害を引き起こしているのは、サンプル中に埋め込まれた Microsoft Word のオブジェクトです。 ただ、障害は、Microsoft の提供する Windows の部品内で発生しており、はっきりした原因はわかりません。

手元の環境では、Windows をインストールして、Microsoft Office をインストールした直後では、必ず開かれます。 それがいくつかのキッカケによって開かれなくなります。

今怪しいと踏んでいるのは、
・ Microsoft Office の追加インストール(標準インストール後、Office の少し珍しい機能を使おうとすると、自動的に行われます)
・ 常駐型のウィルスチェックソフトのインストールと実行
・ 複数バージョンの Microsoft Office の使用
などです。

また、発生する環境では、この件だけでなく、オブジェクト挿入・貼り付け の機能が全般におかしくなっています。 それは PlanningFlow だけでなく、他社のソフトもです。 Windows 標準添付のソフト (アクセサリの ワードパッド 等) もおかしくなります。 なぜか、Microsoft Office だけは、ちゃんと動きます。

おそらく、オブジェクト挿入について、開発言語 ( Microsoft Visula Stadio 等 ) を通して、 開発者に提供される ”標準” 部品と、Microsoft Office が使っている部品が違うのでしょう。

お願い

症状が出ましたら、お知らせください。
その際、以下を明記してください。

・ PlanningFlow のバージョン
  (例) 4.52

・ Windows のバージョン
  (例) Windows98 SecondEdition
      Windows2000 + ServicePack4

・ インストールしている Microsoft Office のバージョン、およびインストール方法
  (例) Office XP のみ (Office2000からのアップグレード)
      Office97 と Office2000(どちらも新規インストール)

なお、バージョン4.4以降では、読み込みに失敗したオブジェクトのソフト名が、メッセージボックスで表示されます。 それもあわせて、お知らせください。

 

レイアウト操作の基準になる図形はどれ?    PlanningFlow 

回答

3つ以上の図形を選んでみてください。 1つだけ、選択を示すハンドルの色が他と違うものがあります。

 
これが主選択
 

これが 「主選択」 で、レイアウト操作の基準になります。 例えば、[整列 → 上端] を行うと、主選択の図形の上端に合わせ、他の図形が並びます。

 
主選択のハンドルの色
 

主選択のハンドルの色は、フローの背景色が白っぽい薄い色のときは、黒枠白ヌキ。 濃い色のときは、白枠黒ヌキです。

 

ベン図 が描きたい    PlanningFlow 

回答

○ を重ね合わせ、背景を透明にします。 透明にするには、○ を選択し、ツールバーの [塗りつぶしの色] で [透明] を選びます。 ([塗りつぶしの色]パレット の右下隅が [透明] です。)

 

プログラムフローの自動線引きが、思うように行かないときは?    PlanningFlow 

対処

「ジョイント」 という図形を使います。文字通り 「接点」 の役目をする特殊な図形です。 印刷はされませんし、表示を隠すこともできます。
フローの地をダブルクリックして現れるポップアップメニューから、作成します。

解説

プログラムフローの自動線引き機能は、完璧ではありません。
「Do Until」 型のループの線引きは、少しクセがありますし、全般に、非構造化フローチャートでは、希望通りの線が引けないことが多いです。
それらの際は、「ジョイント」 をお使いください。

なお、プログラムフロー中心の使い方をする場合は、ぜひ、『はじめマニュアル ver.3編』 をご覧ください。 ([ヘルプ]メニュー [はじめマニュアル][ver.3編])
20分ほどで、ひと通りのトレーニングが終わります。

 

フローの広げ方がわからない    PlanningFlow 

回答

スクロールバーのボタンを押す

解説

最近多い質問です。 理由は察せられます。

Windows95 の頃は、スクロール操作はスクロールバーで行なうものと、相場が決まっていました。 ところが、ホイール付マウスが普及してきて、”マウスホイール” や ”パミング”(ホイールボタンでのドラッグ&ドロップ) など、スクロール手段がいろいろと増えてきました。

それらの新しいスクロール操作に慣れてしまうと、日頃、スクロールバーに手が行かないから、 「下へ(右へ)行きたい → それならスクロールバーボタン」 の類推が効かなくなっている... わかる気がします。

”スクロールバーのボタンを押す” は、あまりにも基本的な操作のため、逆に気づきにくい。 何か、別の操作も考えるべきかも知れないですね。

 

フローのサイズを最適化するには?    PlanningFlow 

回答

いったん、表示倍率を [全体] にします。 そのあと、表示倍率に、好みの%を指定します。
これで、右下の余白がなくなります。

解説

フローを作っていくときは、右下に少し広めにスクロールできると、作業がしやすいと思います。 でも、フローがひと通り出来がると、余分な余白が気になってきます。 フローが仕上がってきたら、この手を使ってください。

 

リンクした 「テキスト」 を選択するコツ    PlanningFlow 

回答

リンクした 「テキスト」 ほど、選択するのに厄介なものはありません。 マウスでポイントすると、すぐにリンクカーソル(指差しカーソル) に変わるからです。

「テキスト」 の回りが空いているときは、マウスドラッグで 「テキスト」 を囲んで、選択してください。

それができないときは、「テキスト」 の左右両端に近いところをクリックしてください。

左右両端近くで選択

 

XP,2000 の制限ユーザーで起動すると、「レジストリ更新失敗」 の警告が出る    PlanningFlow 

回答

4.51 以降をお使いください。修正されています。

PlanningFlow は、オブジェクト貼り付けに関するレジストリの情報を、起動時に更新しています。 XP の 「制限ユーザー」、Windows2000 の 「Users」 などの権限では、更新に失敗するため、警告メッセージが出てしまいます。

その後の実行には支障ありません。 (異なるバージョンの PlanningFlow を、パソコンの違う場所にインストールして、併用する場合に限り、オブジェクト貼り付けに関し、不都合が出る場合があります)