PlanningFlow とは?
フローチャート って、知ってます?
仕事の流れを示す図のことです。
段取りを考えたり、伝えたり、確認し合ったりするとき、とても役に立ちます。
なぜなら、会話や文章より 「見やすく」 「曖昧さがない」 からです。考え洩れや、思い違いが起きにくいのです。
フローチャートには様々な種類がありますが、PlanningFlow は元々 「計画フロー」 に特化した操作性を持つソフトでした。
" 計画を練るとき、人はどうしているか? "
それを観察することから、開発を始めました。
計画を練るとき、人はまず、必要な作業や、未知の事柄への不安や疑問を洗い出します。
そして、それらのキーワードがひと通り検討されたあと、作業の順番付けが始まります。
紙に書いていれば、まずキーワードが書き出され、色々な書き込みが加わり、フローチャートになるのはそのあとです。
PlanningFlow は、その流れでチャートを作れる、おそらく唯一のフローチャートソフトです。
PlanningFlow には、言葉をどんどん入力していくためのエディタウィンドウ ( 「文字のパレット」 ) が用意されています。
ここへ思い付くままにキーワードを綴っていき、それをフローウィンドウにドラッグ&ドロップすると、文字列がフロー図形に変換されます。
この操作性のメリットは、" 人間にとって自然な流れで作業できる " ことだけではありません。
言葉の作業 ( 言葉を考えキーボードで入力する作業 ) と、絵の作業 ( レイアウトを考えマウスで配置する作業 )
の分離を可能にしてくれます。
言葉の作業に集中しよう!
思考が言葉とレイアウトを往復する煩わしさや、手がキーボードとマウスを往復するせわしなさがありません。
絵の作業に集中しよう!
表現力 ・ 説得力を高めるための素材集 ( 「絵のパレット」 ) も用意されています。
「絵のパレット」 は、”好きなものをダウンロードして使う” のが基本。
欲しい ジャンル ・ 用途 ・ 画風 のものを、必要な分だけ入手してください。
ダウンロードはこちらから。
矢印を速く描けるのも PlanningFlow の特徴です。矢印モードに入り、図形を順番にクリックするだけで矢印が作れます。
同様の操作で、図形にチェックマークを付けたり、色を付けたりもできます。
説明図でよく使われる 引き出し線 を引くのも簡単です。
引き出し線は、○ の位置に接続しており、接続先が移動すれば、一緒に動きます。
フローは、ワープロなどに貼ることができます。
逆に、フローに、表計算などを貼ることもできます。 ( OLE 対応 )
なお、フローは階層化できます。
サブフローも含めてファイルは1つです。また、外部の PlanningFlow
ファイルをリンクできるので、汎用的なサブフローを共有することもできます。
階層はツリー形式で表示できます。
ツリーウィンドウからサブフローを呼び出せるので、階層が複雑になっても、見通しが効きます。
PlanningFlow で特筆すべきは、" 作業の自然さと速さ " 。
手で書くより速くフローチャートが描けます。
その際、もちろん下書きは要りませんし、パソコンに向かう前に、頭の中を整理しておく必要もありません。
パソコンを使って考えをまとめられます。
そして、入力されたフローは、簡単に修正でき、印刷したり、メールやFAXで送信したりできます。
日常的なスケジューリングやコミュニケーションにこそ、フローチャートの効能があります。
でも、従来のチャートソフトは、作図の遅さや、下書きが必要なことから、正式な文書の清書などにしか用いられなかったと思います。
「今ちょっと使いたい」 のに、作図が遅いのでは、誰も使おうとしません。
PlanningFlow は、日常的に使い得る、日々の仕事にフローチャートの効能をもたらし得る、初のソフトと言えるのではないでしょうか。
コミュニケーションの品質にこだわる企業に、個人の方に、使っていただきたい一品です。
2つのタイプのフローチャートが描けます。
① データフロー的な自由レイアウトのフローチャート
型にはまらないため、“考える” のに適した様式です。
計画やアイデア出し、作業指示、問題分析などに向きます。
② プログラムフローチャート
型がきっちりしており、“見せる” のに適した様式です。
コンピュータープログラムの作成や、定型業務のマニュアルなどに向きます。
さらに、ビジュアルに仕上げることもできます。