ジャパンネット銀行の法人口座開設の門戸が広がったので、さっそく口座を用意しました。

2000年の秋に銀行振込による直販を再開したときから、振込口座は、インターネット専業の銀行、郵便局、都市銀行、の三つで揃えたいと考えていました。 インターネット専業銀行はネット販売を行なう会社として中核に据えるのは当然だから。 郵便局は全国津々浦々だから。 都市銀行は振込先として会社の経理部などの承認を得やすいから、です。 振込口座の品揃えは、国内版としてはこれで完成です。

ただ理想を言えば、インターネット専業銀行と郵便局の二本立てなのです。 それは indysoft が ”脱・属地” のビジネススタイルを求めているからです。 (どこにいても作業でき、どこへでもネットで売れる)

都市銀行に限らず、金融機関はみな各種の手続きで支店(網)の立地に依存してしまいます。 どこかの支店に出向いて手続きすれば、担当の店舗に処理をまわしてはくれるのですが、支店網そのものが今いる地域になければ、かなり手間がかかります。 都市銀行は東京・大阪圏以外にはそれほど支店はないし、地方銀行や信用金庫はその地盤を出るとほとんど支店はありません。

都市銀行は利用実績では一番です。 インターネットバンキングでも、法人対応はネット専業銀行や郵便局より早かった。 でも、あくまで indysoft としての位置づけは、現実を踏まえての ”補助” なのです。

ジャパンネット銀行はどれくらい利用されるでしょうか

興味があります。 もし 2000年の時点で、インターネット専業銀行と都市銀行を並べていたら、都市銀行の圧勝に終わったはずです。 今でも都市銀行の優位は動かないと思いますが、そろそろ試してみてもいい頃と思いました。